【推進室訪問】植物×器のコーディネートってすてき!
こんにちは、きょうかです。
先日ガジュ太郎の鉢植えに出現した白カビは、無事に消滅しました。
(参照:カビ発生事件)
微生物たちがしっかりと頑張っているようです。これで一安心!
植物の魅力を引き立ててくれる器
ガジュ太郎をながめていて、ふと思うことがあります。
それは、「器にこだわってよかったなぁ」ということです。
ガジュ太郎の鉢植えをつくったときにビリさんが用意してくれた器がどれも好みだったので、かなり迷いながらも選んだのが…
こちらの丸くてなめらかなフォルムがすてきな、渋めの器。
悩みに悩んで決めたので、もうこの時点で愛着が湧きだしていたようにも思います。
そして、ちょっとしたコツを教わりながら植え替えただけで、おしゃれショップのディスプレイのような雰囲気に仕上がり、感動したのでした。
そんなことを思い出していると、なんだか器のことが気になってきた…。
そこで、エンジョイボタニカルライフ推進室のビリさんに、器選びの楽しさやこだわりの鉢植えたちについて聞いてみることにしました!
さっそく推進室にやってきました
わたし「ビリさんこんにちは〜」
ビリ「いらっしゃい! ご要望どおり、お気に入りの鉢植えたちをいろいろ持ってきたよ〜」
わたし「わあ! どれもすてき!!」
ビリ「でしょ〜」
わたし「さっそくですが…ずばり、器選びの楽しさってどんなところですか?」
ビリ「洋服をコーディネートするように、植物と器を自分なりに組み合わせて好みの鉢植えをつくれるところかなあ。人とかぶらない自分だけのオリジナルをつくれるのもいいですね」
わたし「たとえば、どんなふうにコーディネートしているんですか?」
ビリ「色や雰囲気に合わせてコーディネートすることもあれば、植物の名前と器の柄をリンクさせてみたりなんかもしています」
わたし「名前とリンクさせるなんておしゃれ! ちなみに、器にこだわるようになったきっかけとかってあるんですか?」
ビリ「きっかけがあったというよりは、もともとなんとなく美術工芸品とかに興味があったからかなあ。骨董屋さんをのぞいたり、旅先で焼き物の食器を見たりするのも好きで。だけど、一目惚れして買っても、飾っておくだけのスペースがそんなにあるわけではなかったし、鑑賞と活用を同時に叶える手段として『そうだ、植木鉢として楽しんじゃおう!』と思い立ったのが始まりでした」
わたし「そうだったのですね! ということは、食器なんかにも植えているということですか?」
ビリ「そうそう。今日持ってきたもののなかにも、おちょこに植えているものがあるよ。食器を転用する場合はドリルで底に穴を開けたり、水はけのいい土を使ったりして、植物を植える器として用が足りるよう工夫しています」
わたし「ちょっと工夫すれば、食器にも植物を植えられるんですね!」
ビリ「うんうん。僕にとって“鑑賞”も鉢植えに求める重要な要素のひとつだから、器にもとことんこだわりたくて。だから既成概念にとらわれずに、器も好きなものを使いたいんです。結局これも、植物を枯らさないための“愛着”につながると思っています」
わたし「たしかに、お店で一目惚れした器に植物をコーディネートしたら、器にも植物にもぐんと愛着が湧きますね!」
ビリさんこだわりの鉢植えたちを一部ご紹介!
ここからは、ビリさんこだわりの鉢植えのなかからいくつかピックアップしてご紹介します!
<オリーブ × Whichford Pottery Auricula Pot>
わたし「この緑色の鉢おしゃれ! 何の木ですか?」
ビリ「これはオリーブだよ」
わたし「オリーブってこんなにかわいいサイズでも育てられるんですね!」
ビリ「ちなみに、オリーブの木にオリーブグリーンの鉢をあわせてコーディネートしたんだ〜」
わたし「なるほど!! まさに洋服のコーディネートみたいで楽しい〜」
<マメヅタ × ハス柄のおちょこ>
わたし「この小さくてかわいいのは?」
ビリ「“器まるかく”さんで見つけて一目惚れしたハス柄のおちょこに、マメヅタを植えてます。根本のコケもこだわりのポイントです」
わたし「これがさっきお話にも出たおちょこですね! サイズ感がかわいい〜」
<石化トキワシノブ 姫猫の手 × 有田焼 染付蕨文下方丸(李荘窯)>
わたし「なんですかこれは! もふもふしている…」
ビリ「これはトキワシノブっていう植物。こんなふうに根っこがくっついちゃっていて(石化)、猫の手みたいになっている小型のトキワシノブを“姫猫の手”といいます。ぐりんぐりんに根っこがまわっていて、もはや猫の手感あんまりないけど…」
わたし「たしかに猫の手みたいかも!」
ビリ「トキワシノブはシダ植物なので、同じシダ植物であるワラビ模様の器を合わせてみました」
わたし「なるほど〜!」
<松葉蘭 錦玉キンギョク × 有田焼 瑠璃釉縦縞文(李荘窯)>
わたし「これ、ザ・和風って感じでかっこいいです!」
ビリ「でしょ〜。これは“松葉蘭(マツバラン)”っていう植物で、江戸時代から園芸として楽しまれていた植物なんです。この組み合わせはかなりお気に入りで、いつもながめながら『いいですな〜』ってにやにやしてます」
わたし「粋!!」
<フィカス・アブチリフォリア × 楽鉢>
わたし「これ、ガジュマルに似てますね!」
ビリ「これはフィカス・アブチリフォリアといって、ガジュマルとは親戚のようなものです。この器、なんだかフリーザの乗り物っぽいでしょ?」
わたし「……」
器探しツアー開催?
ビリさんこだわりの器たち、いかがでしたか?
わたし「わたしも、植物と器を自分でコーディネートしてみたくなってきました! お気に入りの器に出会いたいなあ。でも、食器屋さんとかそんなに詳しいわけじゃないからなあ…」
ビリ「今度、お気に入りの器を探しに行ってみる? 器探しツアー!」
ということで、今度器探しを手伝ってもらうことになりました。器探しツアー、楽しみです!
ちなみに、エンジョイボタニカルライフ推進室では鉢植え制作のオーダーも受け付けているとのこと。お気に入りの器や植物を持っていけば、コーディネートの相談にも乗ってくれますよ。
また、推進室のホームページ内『Shop Gallery』には、推進室こだわりの鉢植えたちの写真が随時更新されています。オーダーやコーディネートの参考にぜひご覧ください!