【推進室訪問】そろそろ道具も揃えたい…おすすめツールを聞いてきた!
こんにちは。ここ数週間でぐんと気温が上がって、植物の成長を実感する今日このごろ。我が家の盆栽たちもぐんぐんと枝を伸ばしていて、そろそろお手入れをしなければと思うようになりました。だけど、家にはいわゆるフツーのハサミしかないし、水やりも未だに計量カップ。霧吹きも間に合わせで用意した適当なものを使っています。せっかく盆栽たちに愛着を持っているのに、これじゃ満足にお手入れができません。それに、そろそろ道具の見た目や使い心地にもきちんとこだわりたくなってきました。でも、どんなものから揃えればいいのかよくわからないし…
というわけで今回は、エンジョイボタニカルライフ推進室に行っておすすめツールを聞いてみることにしました!
見た目も使い心地も◎! 初心者にも揃えやすいツールたち
細かいところに刃がとどく! 優秀なシンプルハサミ
わたし「ビリさん、盆栽たちがぐんぐん育っているのでそろそろ枝の手入れをしたいなあと思っているのですが、ハサミを持っていません! まずはどんなハサミを用意すればいいですか…?」
ビリ「最初は、こんな感じのハサミが一本あるといいかも」
わたし「なんだか、イメージしていた園芸用バサミとちょっと違う! もっと持ち手が大きい、ちょうちょみたいな形のハサミを想像してました 」
ビリ「刃先が細くて長いほうが、細かいところも作業しやすいですよ!」
わたし「これさえあれば、盆栽の手入れにはもう困りませんか?」
ビリ「葉っぱや茎、細い枝ならこれで十分。ちなみに、このハサミで切断可能な太さの目安は6mmです。こういった目安はパッケージに記載されているので、買うときに確認しておくと良いと思います」
太めの枝を切るときにあると安心な剪定バサミ
わたし「では、太めの枝を切るときは、どんなハサミを使えばいいでしょう?」
ビリ「剪定用のハサミを使いましょう。推進室で使っているのはコレ」
わたし「わかりました! 今後、硬い枝を切る必要が出てきたら剪定用バサミを使おうと思います 」
気分はバリスタ? 手のひらサイズの鉢植えにぴったりな水差し
わたし「そしてビリさん、わたしは未だに適当な計量カップを使って水やりしているのですが、そろそろちゃんとしたツールでお水をあげたいです。何を使えばよいでしょう? ジョウロとかがいいのでしょうか?」
ビリ「手のひらサイズの盆栽であれば、水差しをを使うのがいいと思いますよ」
わたし「水差しを使えばお部屋やベランダが水浸しにならなくていいですね!」
ビリ「コーヒーをドリップするときのようにそっと根本に注いであげるイメージで。お花に水がかかるとシミができてしまったりするので、ねらったところに水やりできる水差しが重宝します」
細かいミストで植物に潤いを! 超おすすめ霧吹き
わたし「土への水やりは水差しを使うとして、植物を美しく元気に保つためには葉水をしてあげることが大切なんですよね。霧吹きにもおすすめのものがあったら教えてください!」
ビリ「霧吹きは、断然これがおすすめ! ミストがすごく細かいし、グリップが柔らかくて使いやすいのです」
わたし「本当だ! これぞミストという感じの細かい霧が出てきて感動…! 軽く握れるので手が疲れにくいのもうれしいですね」
▲霧吹きの使い心地を比べるわたし
ビリ「ちなみにこれ、逆さまにしても使えます。植物につく虫は葉の裏側に付くことが多いので、葉裏に水を吹きかけてあげると害虫の予防にもなるんです」
わたし「虫を防ぐためにも葉水が大切なのですね!」
ビリ「地上部の潤いをキープすることで葉っぱにもツヤが出て美しくなるし、病気の予防にもなります。土が乾く前で根っこへの水やりをしない日も、霧吹きを使った葉水はこまめにしてあげるといいですよ」
ツールにもこだわれば、ボタニカルライフがもっと楽しくなるはず
ここまで、ビリさんおすすめのアイテムを教えてもらって感じたことがひとつ。それは「どれも色づかいがシンプルでいいなあ」ということ。適当なもので間に合わせようとするとついついごちゃっとした組み合わせになってしまいがちですが、見た目にもさりげなくこだわれば道具への愛着も増しますよね。そうすることで、植物との生活をさらに楽しめるようになりそうだと思いました。シンプルで洗練された道具なら、お部屋に置いてもインテリアの邪魔にもならずいいですね!
ちなみに推進室ではおすすめツールの販売もしているとのこと。ビリさんセレクトの、使い心地がよくシンプルなデザインのアイテムたちが取り扱われています。
▲左から順に、刃物のお手入れに使う椿油、クリーナー、ハサミ、剪定バサミ、霧吹き。すべて推進室にてお試しのうえ購入できます。
ビリさん愛用のとっておきツール
最後に、ビリさんが普段愛用しているこだわり道具たちも見せてもらいました。渋くてとてもかっこいい…わたしもいつかここまでこだわれるようになるといいなあ。
ちなみに、この道具たちはどんなときも常に持ち歩いているのだとか。『ブラックジャック』に登場するバイオリニストの「生きるためには手放してはいけないものがある…」(第55話『ストラディバリウス』より)というセリフが気になり、道具はいつも手入れし肌身離さず持ち歩いているのだそうです。
そしてさらにこちらも見せてもらいました。
推進室では会社や個人宅の植物メンテナンスも行っているそうで、こちらは訪問先へ持っていく道具なのだとか。メンテナンスってどんなふうに行われているのかちょっと気になります。
道具にはひとつひとつ名前が刻まれています。これぞ職人のこだわり道具という感じでかっこいい…!
少しずつ買い揃えてみる
今回、初心者にも手に取りやすいツールを教えてもらったので、わたしも少しずつ買い揃えてみようかなと思います。とりあえずはやく盆栽のお手入れをしたいので、まずはハサミかなあ。お手入れの様子もこちらのブログでお伝えできたらと思うので頑張ります! そしていつかはビリさん愛用のこだわりツールみたいなかっこいい道具を揃えてみたいです。道具に対するあこがれも、ボタニカルライフへのモチベーションを高めてくれるひとつの要素かもしれません…!
ちなみに、植物のお手入れ相談やおすすめ・資材に関しても、気軽にご相談くださいとのこと。植物について気になることがあればエンジョイボタニカルライフ推進室を訪れてみてはいかがでしょうか!