エンジョイボタニカルライフ推進室

エンジョイボタニカルライフ推進室のブログです。ワークショップやイベントのレポート、植物に関するお役立ち情報などをお伝えします。

【レポート】2017/10/28〜29『気軽につくって楽しむガジュマルBONSAI @NIWA JAM 2017』

 

こんにちは、きょうかです。

先日、『気軽につくって楽しむガジュマルBONSAI @NIWA JAM 2017』に参加してきました!

 

〈鉢植えデビューを目指して〉

 

今回のワークショップは、“ガジュマル”の小さな鉢植えをつくれるというもの。 

会場になったのは、ひばりヶ丘にあるコミュニティスペース『ひばりテラス118』です。こちらでは、10月28日・29日の二日間にわたって『NIWA JAM(にわジャム)2017』が開催されました。おいしいお買い物ができたり、さまざまな体験ワークショップに参加できたり……まるでフェスのように楽しめるイベントです。

エンジョイボタニカルライフ推進室も、このイベント内でワークショップを開いたのでした!

 

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(わたしが参加させてもらった29日は、台風接近によりあいにくの縮小開催……! 本当は屋外の芝生スペースで開放的な雰囲気のもと楽しめるとのこと)

 

ちょうど先日、『枯らしちゃう女救済ナイト!』に参加してから「植物と一緒に暮らしてみたいなあ」と思っていたところ。わたしも鉢植えづくりにチャレンジしてみることにしました!

 

〈鉢植えづくりにチャレンジ!〉

 

推進室のスペースに到着すると、たくさんのガジュマルが迎えてくれました!

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いろいろな形があってかわいい! まずは、このなかからお気に入りのガジュマルを選ぶことからスタートです。

 

さらに、器にもこだわります。器によって鉢植えの雰囲気もガラリと変わるので、とても重要!

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わたしは、こちらの黒い焼き物の鉢に決めました。

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渋めの色味と、まるくてなめらかなフォルムがすてきです!

 

それでは、実際にガジュマルを植え替えます!

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(※鉢植えをつくりながらだと写真を撮れなかったので、ここからはほかの参加者さんが挑戦している様子の写真でお伝えします)

 

ビリ(エンジョイボタニカルライフ推進室)「きょうかちゃん、『ラピュタ』観たことある?」

 

わたし「? あります」

 

ビリ「最後、ラピュタはどんな姿になるでしょう」

 

わたし「崩壊する……?」

 

ビリ「崩壊して、どんな姿になる?」

 

わたし「……根っこみたいなやつがむき出しになっていく」

 

ビリ「そう! 今からガジュマルの根っこをラピュタの最後みたいな感じにしていきます。はい、『バルス!!!』」

 

ということで、ピンセットを使ってていねいに土を落としていきます。この作業はていねいにやればやるほど良いのだそうです。まさに、最初が肝心。

 

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根っこがきれいになったら、植え替えるときのポジションを決めます。

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ガジュマルのどこを正面にしたいのか? 角度は? 傾きは? など、入念にチェック。

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ポジションが決まったら、手で固定しながら少しずつ土を加えます。

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ある程度土が入ったら、お箸をサクサクと土に入れて、すきまを減らします。地盤をしっかりと固めていくイメージ! これを繰り返しながら、土を鉢の縁ギリギリまで入れれば、植え替え自体は完了です。

 

そして、さらに美しい“BONSAI”にするために、枝や葉の長さや量を調整します。

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枝の切り方のコツをビリさんに教わりながら、己のセンスにまかせてカット。まさに盆栽をお手入れしているようで楽しい!

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そして、水をあげます。土についた細かいゴミなどを洗い流す目的もあるので、器の穴から出る水の濁りがなくなるまでたっぷりと!

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なにやら、スタイリッシュな水の切り方も伝授されました。

 

ビリ「手首、肘、肩をやわらかく、すばやくしなるように鉢を持ち上げるのがポイント。振るのではなく、スッと上げる!」

 

水が切れたら……

 

完成!

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↑こちらも参加者さんの作品。

わたしがつくったものは当日撮り忘れたので、家に帰ってから撮った写メをご覧ください↓

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いかがでしょう? 

手のひらサイズの鉢で、ちんまりしていてかわいい! 器の質感もあいまって、なんだか高級感もあります。

 

お気に入りのガジュマルを選んで、器にもこだわって、ていねいに植え替えて……自分で手をかけたことで、とっても愛着がわきました。これなら、梶芽衣子氏の2時間ドラマみたいにはならないはず!(参照:『枯らしちゃう女救済ナイト』レポート

 

ビリさんいわく、これまでワークショップに参加した人のなかには、ガジュマルに名前をつけてかわいがっている人もいるのだとか。たしかに、名前を付けたくなる気持ちもわかります。わたしも名前をつけよう。今日からこの子は“ガジュ太郎”です。

 

ガジュマルは水分を保有できるキャパが大きく枝葉の展開も比較的速いため、初心者にも育てやすいそうです。水やりのポイントは、土が乾いたタイミングでたっぷりとあげること。地上に出ている部分には、こまめに霧吹きで潤いを与えてあげると良いのだとか!

 

エンジョイボタニカルライフ推進室ではガジュマルの鉢植えづくりのほかにも、さまざまなワークショップを開催しています。開催情報はFacebookで発信されています!

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また、個別で鉢植えづくりをレクチャーしてもらうこともできるそうです。気になった人は、ホームページに記載されている連絡先にお気軽にお問い合わせください!

www.enjoybotanicallife.com